2009年2月1日日曜日

Silver DBA 10g (1Z0-042J)その16

<データベースのセキュリティ>

□07_DICTIONARY_ACCESSIBILITY
 ●データディクショナリ実表へのアクセスを制御する初期化パラメータ
  ①ANY TABLE権限を付与されているユーザであっても、データディクショナリ実表(aud$など)にあくせすできない(データディクショナリビューにはアクセス可能)
  ②SYSユーザはSYSDBAもしくはSYSOPER権限付きでないとログインできない

□DBA_TAB_PRIVSビュー
 ●データベース内の全てのオブジェクトに付与されている権限が確認できる

□DBA_SYS_PRIVSビュー
 ●ユーザおよびロールに付与されたシステム権限が確認できる

□V$PWFILE_USERSビュー
 ●SYSDBA権限、SYSOPER権限が付与されているユーザが確認できる

□AUDIT_SYS_OPERATIONS初期化パラメータ
 ●SYSDBAおよびSYSOPER権限で接続したユーザが実行した全てのSQL文を監査することができる
 ●AUDIT_FILE_DEST初期化パラメータで指定したディレクトリに監査レコードが記録されたファイルが作成される

□標準データベース監査を使用するための手順
 ①監査の有効化
  ●AUDIT_TRAIL初期化パラメータにて監査を有効化する
   ・NONE・・監査の無効化
   ・DB・・監査を有効にし、監査レコードをデータベース内に(SYS.AUD$表)に格納する
   ・OS・・監査を有効にし、監査レコードをOS上のファイルに記録する

 ②監査条件の指定
  ●AUDITコマンドで条件を指定できる
   ・文監査
   ・権限監査
   ・オブジェクト監査

 ③監査結果の確認
  ●取得された監査レコードはSYS.AUD$に格納される
   ただし、通常、監査レコードはDBA_AUDIT_TRAILなどのデータディクショナリビューを通して参照する

□ファイングレイン監査(FGA)
 ●監査ポリシーを作成することにより監査条件を詳細に絞り込んだ上で、表やビューに対するアクセス(SELECT、INSETR、UPDATE、DELETE)の「監視」や「監査」を行う機能

□DBMS_FGAパッケージ
 ●監査ポリシーの作成や削除、また監査の有効化・無効化などのFGAの管理を実施
 ●主なFGAの使用手順
 ①DBMS_FGAパッケージを使用した監査ポリシーの作成および有効化
  ※監査ポリシー名はデータベース内で一意である必要がある
 ②監査情報の取得
 ③DBA_FGA_AUDIT_TRAILビューなどを使用した監査レコードの参照



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